4日17:05 欧州連合(EU)
「ウクライナの街でのロシアの行動を強く非難」
「ウクライナでの残虐行為の責任はロシアにある」
4日22:28 リントナー独財務相
「欧州連合(EU)はロシアとのつながりを出来るだけ早く断つべきだが、ガス、オイル、石炭は個別に扱うべき」
「ガス輸入を終えることは、ロシアよりもEUに痛手」
「ロシアに対して新たな制裁を行うことには同意」
4日22:58 バスレ・スロベニア中銀総裁
「(ECBの)マイナス金利は年の変わり目までに終了するかもしれない」
4日23:09 カンリフ・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総裁
「金融政策が全ての圧力を相殺できるわけではない」
「ウクライナでの戦争がインフレを押しとどめるリスクになっている」
「労働市場の一部が弱くなる可能性は、周期的というよりも構造的な弱さの証明になる」
※時間は日本時間
5日09:06 黒田日銀総裁
「ウクライナ侵攻を受けて国際金融市場は不安定な動き、不確実性が高い」
「基調的な物価上昇圧力は高まっていくと考えられる」
「景気の先行きは回復していくとみられる」
「2%の物価安定目標の実現に時間がかかっているのは残念」
「金融緩和を粘り強く続け、物価が上がりづらい慣行の変化を期待」
「今回の為替相場の変動はやや急、引き続き注視する」
「円安が全体として日本経済にプラスとの基本姿勢は変わらない」
「為替動向を今後もきめ細かく点検していく」
「為替変動の日本経済への影響は、経済・貿易構造などで変化」
「最近の輸入物価の上昇は、資源価格の上昇の影響がはるかに大きい」
「安定的な物価上昇に必要なものとしてYCCをやっている」
「急激な長期金利上昇に指し値オペを使う」
「指し値オペでのラストリゾートは適切な表現ではなかったかもしれない」
「為替介入の効果、個人的経験からしても一概に測れない」
「日銀の大幅緩和は財政ファイナンスではない」
「YCCと国債買い入れは、あくまでも物価2%目標の実現のため」
「共同声明で掲げた政府・日銀の政策連携は成果をあげている」
「物価が持続的に下落するという意味でのデフレではなくなった」
「金融を引き締めると健全な企業まで成り立たなくなる」
「生産性が上がっていないのは、金融緩和が続いたからではない」
「金融緩和の長期化がゾンビ企業の維持との議論は現実的ではない」
「政府による財政再建目標の堅持と努力は極めて重要」
「財政の信認が失われれば、長期金利低位に努めても金利は上昇する」
「不測の事態が発生した場合、潤沢な資金供給が中銀の役割」
「出口戦略は、安定的な物価2%の達成が近づけば当然議論する」
「具体的な出口戦略を今申し上げるのは時期尚早」
「出口に差し掛かった際には、事前に市場に伝えるのは当然」
「4月以降の消費者物価指数は、2%程度になる可能性」
「金融緩和で経済活動を支える、政府と基本的に方向性は同じ」
「政府の対策は、エネルギー上昇の影響を緩和し景気下支えに貢献」
「長期金利が0.25%を超えると、緩和効果が減殺される」
5日09:17 内田日銀理事
「4月以降当分の間、物価は2%程度の伸びとなる可能性が高い」
「コストプッシュ型物価上昇で、物価が継続的に上昇するとは考えない」
「コストプッシュ型物価上昇、日本経済を下押しする可能性」
「為替は内外金利差の影響受けるが、投資家のリスク感覚や資源輸入のドル買いも影響」
「日本の経済や物価情勢は欧米と異なる。強力な緩和策を続ける」
5日09:23 鈴木財務相
「為替の安定は重要」
「為替の急激な変化は一番に注意しないといけない」
「円安含め為替市場の動向の日本経済への影響を注視」
「ロシアへの追加制裁は、G-7はじめ国際社会と協調する」
5日10:18 米財務省
「ロシアは債券支払いで米銀の資金は使用できない」
5日11:01 岡本財務副大臣
「為替介入についてのコメントは差し控える」
「為替の急激な変動は好ましくない」
「為替動向、緊張感をもって注視する」
※時間は日本時間
5日13:30 オーストラリア準備銀行(RBA)声明
「金利を引き上げる前に、インフレ率が2-3%の目標範囲内で持続的に推移しているという実際の証拠を確認することを望んできた」
「労働コストの伸びは、インフレ率が持続的に目標範囲内にあることと整合的であると思われる速度を下回っている」
「忍耐強く対応する用意との文言を削除」
「高度に景気支援的な金融環境を維持することを約束との文言を削除」
「豪インフレ率は上昇しているが、他の多くの国に比べると低い水準にとどまっている」
「ガソリンやその他の商品価格の上昇により、今後数四半期に渡ってインフレ率はさらに上昇」
「豪の金融情勢は引き続き極めて緩和的」
「豪経済は引き続き底堅く、消費はオミクロン株の影響から回復しつつある」
「豪経済の力強さは労働市場にも表れている」
5日22:14 プーチン露大統領
「非友好国に対しての農産品輸出を注視していく必要がある」
5日23:11 ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事
「FRBは金融引き締めを整然と継続する」
「早ければ5月にもバランスシートを縮小する可能性」
「インフレは高すぎるため、上振れリスクにさらされている」
「ほとんどの低賃金労働者は、平均インフレを超える賃金の伸びを得ている」
「過去何年か賃金は相当上昇している」
「ロシアのウクライナ侵攻で、食品とガソリンをさらに上昇する」
「インフレを低下させることが我々の最重要タスク」
5日23:21 ジョージ米カンザスティ連銀総裁
「インフレを低下させるために、中立金利より金利を上げなければならない可能性も」
「国民は高インフレを嫌っている」
5日23:48 ゼレンスキー・ウクライナ大統領
(国連安保理会合で)
「プーチン露大統領との会談は難しい」
「ロシアは市民を虐殺している」
「ロシアは世界食糧危機を引き起こそうと企てている」
「世界はまだロシアが行ったことを見ていない」
6日02:24 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
「早ければ5月にもバランスシートの縮小を開始できる」
※時間は日本時間
6日09:23 サキ米ホワイトハウス報道官
「ロシア政府が米金融機関に保有する資金を国債の元利払いに使えないようにした米政府の措置は、ロシアにデフォルト(債務不履行)するか、残るドル準備を取り崩すかの選択を迫ることが狙い」
6日15:05 レーンECB専務理事兼主任エコノミスト
「欧州中央銀行(ECB)は、断片化への対応で幅広い手段を用いる用意がある」
「インフレに対して過剰な反応をしないことが重要」
「2%物価目標に達するために必要なあらゆる調整を行う」
6日22:59 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「慎重かつ整然と利上げを行う」
「GDP成長率見通しは2−2.5%に低下」
「2022年インフレ率は4%となる見込み」
6日23:09 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「金利を正常に戻し始める時だ」
「経済は米連邦準備理事会(FRB)の積極的な支援をもう必要としていない」
6日23:39 イエレン米財務長官
「制裁の目的はロシアに最大限の傷みを与えること」
「残念ながら欧州の同盟国は、ロシアの天然ガスを依存しないことが出来ていない」
「暗号通貨を利用して制裁から逃れることの無いように注視している」
7日00:29 クノット・オランダ中銀総裁
「今後のインフレ高進を予測」
7日03:06 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
「多くの参加者が年内1回以上の0.50%の利上げが正当化される公算と指摘」
「1カ月あたりの縮小上限は950億ドルが適切となる公算」
「当局は労働需要が供給を大幅に上回っていると認識」
「ロシアのウクライナ侵攻で、多くの当局者が3月の0.25%の利上げを支持」
「ロシア紛争によりインフレ圧力が高まった」
「当局者は中立金利に迅速に移行することが適切であると判断」
「当局者は国債600億ドル、MBS350億ドルが月額上限と認識」
「すべての当局者はさらなるインフレのリスクを監視し続ける必要があると強調」
「参加者は早ければ5月FOMCでバランスシート縮小を開始すると認識」
「何人かの当局者は、ロシアのウクライナ侵攻によるインフレに対する上向きのリスクは成長の下向きリスクよりも顕著と判断」
※時間は日本時間
7日10:27 シューマー米民主党・上院院内総務
「ロシアの石油禁輸について7日に投票が行われる予定」
7日10:42 野口日銀審議委員
「先行きのリスクは感染拡大の再発による民間消費や輸出・生産への影響、ウクライナ情勢を巡る地政学リスク」
「エネルギーや原材料の価格上昇による交易条件悪化、円安の影響は実際にはきわめて限定的」
「現状の金融緩和を粘り強く継続していくことが最重要」
「日本経済への円安のメリット・デメリット比較すれば、プラス面の方が大きい」
「エネルギー価格の変動で物価の基調判断するのは難しい」
7日11:41 内田日銀理事
「日銀の金融政策は、長期や超長期の金利が低い要因になっている」
「緩和推進で経済を押し上げて、雇用者所得の増加につながっている」
「年金は株式にも投資、金融緩和で運用改善につながっている」
7日14:39 クレバ・ウクライナ外相
「ロシアの石油・ガスの全面禁輸を維持する」
「航空機やミサイル、防空が必要」
7日20:18 ラブロフ露外相
「ウクライナとの交渉でロシアは独自案を提示する」
7日20:42 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(3月10日分)
「金融政策スタンスは依然として非常に緩和的」
「多くのメンバーが現在のインフレ率は非常に高いと認識」
「インフレの持続は金融政策正常化に向けたさらなるステップが必要に」
「インフレ率は2023年は目標より高い水準を維持する見込み」
7日23:30 メキシコ中銀理事
「前倒しの利上げも考えるべき」
「中立スタンスから脱却しなくてはならない」
8日00:18 ブラード米セントルイス連銀総裁
「FRBはインフレ対応で後手に回っている」
「FF金利は現時点ですでに少なくとも3.50%の水準になくてはならない」
「2023年下期にFF金利が3.50%に達することを望む」
※時間は日本時間
8日08:55 萩生田経済産業相
「ロシア産石炭、代替国を見付けながら段階的に減らしていく」
「産業に迷惑かけない方向でロシア制裁に協力」
8日09:45 早川元日銀理事
「日銀が夏にYCC弾力化の可能性。円安に国民が不満」
8日10:00 松野官房長官
「黒田日銀総裁には必要とされる措置を適切に講じることを期待」
8日18:09 岸田首相
「ロシアからの石炭輸入を禁止する」
「ロシアから機械類や一部木材、ウオッカなどの輸入を禁止」
「ズベルバンクやアルファバンクの資産凍結を行う」
「ロシアへの新規投資を禁止する措置を導入する」
9日00:22 ジョンソン英首相
「英国は(北アイルランド議定書)16条の適用を除外してはいない」
9日02:09 フォンデアライエン欧州委員長
「ウクライナの戦いは我々の戦い、欧州連合(EU)はウクライナに側にいる」
「ゼレンスキー・ウクライナ大統領は更なる制裁が必要と言及している」
「プーチン露大統領がかなり重い代償を払わせるように、我々の経済を動かしている」
「ウクライナにEU加盟に向けた最初の前向きな一歩を与えるためにここにいる」
※時間は日本時間